渋沢を感じよう!~青淵公園~
公園の遊具は子供たちの遊び場。
バスケコートは青年の溜まり場。
遊歩道はおじいちゃんの散歩道。
それがここ、青淵公園だ。
青淵とは?
これは渋沢栄一の雅号、いわばニックネームのようなものだと考えておけばよい。
さて、ここ青淵公園の周りには、渋沢栄一ゆかりの地や、渋沢栄一記念館があります。そして、渋沢栄一の生まれた家【中ん家(なかんち)】も、この公園に隣接しています。
「青淵」とは、この渋沢栄一の生家の下に淵があったからと言われていますが……
じゃあ、青はどこからきたんだろう(笑)
この渋沢栄一のニックネームを考えたのは、栄一の先生であり従兄弟でもあった、尾高惇忠(じゅんちゅう)という人物。
栄一は、尾高惇忠が亡くなって後、この人の記念碑を立てました。それぐらい彼を慕っていたんです。
そして、せっかくだからあまり語られない部分についても触れておきましょうかね。ここ青淵公園には、桜植樹記念碑というのがあります。
栄一は、人間が死ぬときの姿と、桜が散るようすを重ね合わせたといいますが、とにかく栄一は桜を愛していたことが分かります。実は、栄一のゆかりの地の一つに諏訪神社という場所があります。この諏訪神社の隅っこの方の目立たないところに、天皇即位を祝う桜があります。なぜ桜を植えたのか?渋沢栄一さんが桜を愛していたことと関係がないわけがないですよね!
さて、今回は青淵公園を紹介していきました。これからも渋沢栄一に関するいろんな所を紹介していきたいと思います!それでは次回をお楽しみに~。
渋沢栄一の生涯についてはこちら↓